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SC21うえがはら

久しぶりにSC21の稽古風景をUPします!

SC21の稽古は上ヶ原小学校の体育館を使用させて頂いておりますので、芦屋本部、西宮支部の稽古

とは違って広々とスペースを使えています。

羨ましい!というご意見もあって当然ですが、実は小学校の体育館なので空調設備が全くありません。

夏はむちゃくちゃ暑く、冬はむちゃくちゃ寒い・・・かなり過酷な環境で稽古をしているのです。

なので、空手衣の着用は原則自由としていますし、冬場の酷寒時期は体育館シューズも認めています。

「SC21うえがはら」はボランティアでの指導が原則となっているため月会費は存在しません。

ワタシも神戸から西宮市上ヶ原まで行く交通費(ガソリン代・駐車場代)や時間を考えれば月2回の

稽古がいっぱいいっぱいです。

それらの必要経費を、活動開始3年目にして「部費」として徴収させて頂く事がやっと出来ました(笑)

 

こちらのSC21は一般部の中尾氏が毎回指導補助に来てくれています。

黄帯から紫帯まで在籍しているので一律の稽古内容ではレベル差が生じてしまう。。。

もちろん区分けして稽古をしたいので、この中尾氏の応援は大変助かっています、感謝!!

SC21の稽古生のうち数名は西宮支部にも在籍してくれていますが、SC21のみの稽古生はかなり

今後の昇級が厳しいのも事実です。

月2回の稽古では稽古数や稽古量が絶対的に足りない、、、のが現実です。

復習が多くなかなか稽古も前に進まない、新しい型も修得出来ない、のが実情です。

 

もう一つ特筆すべきは・・・対人稽古に参加しない稽古生が多い事です(笑)

我々の頃はブルース・リーやジャッキーチェン憧れて、徒手空拳で相手と戦う映画シーンに憧れて

空手に入門する、なんてパターンが多かったしほとんどがそうでした。

なので対人稽古や組手がしたくて、それを練習したくて空手を始める子供ばかりでした。

時代ですかね~ センセイや親が勧めても本人は全く対人稽古をしたがらない(笑)

もちろん強制はしていませんが、対人稽古は空手を理解する上で大切な要素である事も事実。

野球に例えると、、、練習で素振りだけ頑張って、試合でバッターボックスに立たないのと同じです。

もしかしたらデッドボールをくらうかも? バットの振り方が悪くて指を怪我するかも?

球を打って一生懸命走って守備とぶつかって怪我をするかも?・・・だから怖いと。。。

それでは野球もサッカーも出来ないし、どんなスポーツでも同じ事が言えると思います。

 

SC21うえがはら空手部ももうすぐ発足4年目になります。

少しずつ稽古の雰囲気を変えていかなければ、なんて事も考えながら試行錯誤しています(笑)

実践・文化・伝統の全方位性の空手を指導したい当会として、稽古生それぞれの個性や得手不得手を

理解しながらも、少しでも全員が同じ方向性を持てるように指導していければと思います。

たった月2回の稽古・・・毎回毎回の稽古を実の有るものにしたいですね!

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コメント: 2
  • #1

    toyo (金曜日, 27 10月 2017 07:23)

    私の所も同じく対人稽古をしたがらない子がほとんどです…。

    ホント時代なんですかねぇ〜(~_~;)

    なので、対人稽古を勧める私や出口氏は浮いた存在になってます…�

  • #2

    マサマン (金曜日, 27 10月 2017 08:26)

    toyoさん、ありがとうございます。
    貴会でもそうですか~・・・ほんとに時代ですかね(笑)
    かなり実戦的な格技で流派や団体が乱立した柔術も、講道館が1本化して
    後世に残すためスポーツ化を進めて今現在の「柔道」になりました。
    その柔道でも稽古内容は乱取り(対人稽古)が中心ですもんね。。。
    空手については「武道」の意味が、今後はもっとはき違えられていくかも??です。
    剣道でも「素振りだけ練習させて下さい!」なんて時代が来るかもですね(笑~)