昇級審査：芦屋

１７日の土曜日に芦屋の昇級審査を実施しました。

今回は少年部から３名、一般部から１名の計４名が対象となりました。

 

かなりの緊張感の中で審査がスタートし、基本動作を終えてホッと一息つく間もなく型の審査へ。

ところどころ修正したり指導をしながら各自の型を審査するのですが、特に力強さを表現出来て

いない部分は厳しく指導します。

今回中級者に昇級する対象者達はとても力強さも表現出来ていましたね！

それぞれの型にはそれぞれ重点的に指導したい項目やテーマがありますが、それらを理解させて

指導したいのは今までもこれからも変わりません。

今回の審査では残念ながら「突き返し」の完成度が低く、今後の稽古の課題にもなりましたので

これからも徹底的に稽古したいとも考えています。

 

心配された試し割りも皆さん見事に割ってくれました～

蹴り方や当て方がまずいと、蹴った足を怪我してしまいます。

それらは基本に帰って、当てる部位や足のカタチ、蹴り方を稽古するしかありませんね。

今回ワタシの不注意で・・・持ち込む杉板の枚数が足りなくなり（汗～～）

一般部の四方割りが出来ませんでした！　本当に申し訳ありませんでした！！

 

審査の最後は一般部の組手評価でしたが、なかなか激しい内容でした。

いつも一緒に稽古をしている仲間同士なのでお互いの手の内もわかっている。

相手をする一般部も負けられないので、相手の間合いを潰して攻めさせなかったり、

相手の得意な技を封じたり・・・そんな駆け引きがたくさん見られました。

特筆すべきは、中尾氏の「合わせ技」が今年１番くらいのタイミングで決まり（笑）

見事に相手を転がしましたね～　お見事でした！

今回は組手に参加出来なかったワタシも組手をやりたくてウズウズ・・・

でも我慢しました～　また来年に参加させて頂きますね！

 

他団体での空手経験のある村上氏は高い組手センスを持っています。

一般部では珍しく稽古には愚直に前半から最後まで全て参加されています。

フルコンの組手ばかりでなく、崩しやサバキにもかなり興味を持って当会の「体崩し」や

「捌き基本」を一生懸命稽古されていますから、今後ますます面白い存在になりますね～

今後も稽古生達がお互いに良い刺激を与えながら高めあえたら嬉しい限りです。

 

次回の昇級審査は来年３月です。

それに向けて初級・中級・上級とレベルに合わせて稽古を頑張りましょー！