指導員のつぶやき③

明けましておめでとうございます。

本年もどうぞ宜しくお願い申し上げます。

指導員のシオアキです。今年も精一杯、子供達に向き合い、ともに稽古させて頂きたいと思います。


さて、新年となれば何か目標を掲げる切っ掛けの一つかと思います。私の場合は、今年こそは身体を柔らかくしてカッコよく上段を蹴るぞー、と意気込みますが、毎年上手くいきません。身体が柔らかい人を見ると羨まし過ぎます。型もカッコよく見えるんです。こんなに足が上がるって羨ましいなあ、と見てますが、前蹴りなんてほんと綺麗でカッコいいんです。


身体の硬さは持って生まれたものとも言いますが、小さい頃から柔軟体操をちゃんとやってる子ほど明確です!ちゃんとやらないと私みたいになってしまうので、読んで頂いている保護者の方々は、あんなんなっちゃうからちゃんとやりよ、と言い聞かせて頂ければと思います(笑)

心当たりのある子供たちは、今年の目標は、身体が硬くならないように、準備体操をキチンとやる、でも良いかもしれませんね!


センセイ曰く、硬くなってしまった身体は、ほぼ柔らかくなる事は無いと。硬いなりに身体の使い方を工夫して、理にかなった動きを目指すよう常々アドバイスを頂いています。年齢に応じた自身の空手を追究せよ、という事で私自身、ずっと模索し続けています。


そんな中、一般部の方が好きな稽古があります。それは拳足鍛錬です。近年ようやくこの稽古の中身を理解出来てきた気がしています。

入会当時は、後半の稽古になると、デカイ人達が巻藁を叩いて、蹴ってを繰り返されて、かなりヤバい人達やなあ、と思っていた事を想い出します(私はやっていけるのか)。掛け声は勿論、打撃音が凄いのですが、当時は今より少し人数も居たので、ドカーン!ドカーン!と体育館中に響き渡ってました。知らない人からは、近寄ってはいけない人達と思われてた筈です。なかでもセンセイの音が激し過ぎて、体育館の方が、慌てて走ってきて、止めに来られた事を覚えています(笑)


私自身、皆様に圧倒されて正直、ついていけませんでしたが、少しは出来るようになったかな、と思っています。足から走らせ、全体重を拳に伝えるという難しさ。全パワーに負けない拳、身体。

翌日、手首、前腕、肩付近が筋肉痛になれば、昨日はなかなか頑張れたかな、と自己評価をしています。センセイには100万年及びませんが、こんな私でも拳ダコが出てきました。仕事の商談をしていると、たまに指摘される事があります。その拳どうされたのですか?と。実は空手をやってましてと盛り上がる時があって得する時もあります(笑)


身体を柔らかくする事は今年も難しいかもしれませんが(諦めてはダメと分かっていますが)、今年は更に拳足鍛錬から学んで、どんなパワーにも負けない身体作りにも、力を入れたいと思います。

皆様も何か今年の目標を掲げて、より一層稽古に励んでいきましょう!改めて宜しくお願い申し上げます。

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コメント: 2
  • #1

    マサマン (火曜日, 11 1月 2022 11:40)

    新年1発目のUPありがとうございます!
    それぞれが個別の目標に向かって稽古開始するのは素晴らしい事ですね、
    ワタシも一つ目標が出来ましたんで(塩飽指導員と中尾氏ならわかるはず:笑)
    柔軟性を高めて柔らかい動きが出来たり、拳足鍛錬を空手全ての動作に活かしたり・・・
    是非とも目標に向かって愚直に稽古して下さい!
    本年も宜しくお願い致します~

  • #2

    しおあき (火曜日, 11 1月 2022 20:44)

    センセイ、早速コメント有難うございました。センセイの目標でしたら、鋼鉄の肉体をお持ちですので、一年掛からず軽く出来てしまうんじゃないかと密かに思っています(笑)普通の人なら一生無理ですが…。
    足元にもつま先にも及びませんが、本年もご指導の程、宜しくお願い致します!