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SC残念ながら・・・

来年度は<SC21うえがはら空手部>の活動を休部する事となりました。

7年ほど無償での活動を条件にSCうえがはらに加盟し活動をして参りましたが・・・

ワタシの努力不足もあり地域に当会の空手を根付かせる事が出来ず、新規の参加者も多くは見込めない事から

誠に残念ながら休部とさせて頂く運びとなりました。

 

SCの活動においてもたくさんの出会いがあり、空調設備の無い環境の中で夏はうだるように熱く、

冬は冷たい床の上で裸足という過酷な状況の中、、それでも参加者達は一生懸命頑張ってくれたと思います。

球技と違ってゲーム性に乏しい、基本の反復ばかりで楽しくなく、本当に空手や格闘技が好きな稽古生しか継続しない、

指導や稽古での距離感が近く気合など大きな声を要求される、、、そんな空手稽古は今のコロナ禍では特に敬遠される

かも知れませんね。

 

この日は今年度最後の稽古日という事で稽古終わりに皆で試し割をやりました!

審査や演武での試し割は構えや残心などを細かく指導しますが、今回はやりたい事をやりたいようにやれと。

ただ、皮を剥いたり怪我をしそうな試技だけは止めましたが(笑)

大人は少年部用ですが試し割用のバットを蹴ってもらいました~

誰だってあんな細いモノを脛や足首で蹴るのは怖いものです・・「蹴り込む覚悟だけや!!」と激を飛ばされ下段一閃!!

本人にとってもイイ経験になったはずです。

上級者はさすが腰の入った重くて鋭い前蹴りをしましたし、初級者は前回の昇級での試し割で構えたまま固まっていたのが

今回はすんなりと、そして今年度途中から参加した女子は数回しか稽古に参加出来ませんでしたが構えが様になってます。

 

それぞれが最後に貴重な経験をした事と思います。

簡単に割れたとしても、試し割なんて空手に携らないと経験しない貴重なものですから。。

またどこかでご縁があって一緒に稽古出来たら嬉しいですね!

2024年度はもしかすれば再開なんてあるかも?です。

 

最後にSCの稽古生から戴いたメールの一文をそのまま載せます、

  「先生の本質的な空手は大好きです。

   が、そこに見合うようなエネルギーを込める事が出来ません。」

 

ありがたいお言葉・・・心から感謝申し上げます。。